子宮頸がんとは



WHO(世界保健機関)によると、子宮頸がんの95%以上はヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの持続感染が原因とされており、国立がん研究センターによると日本では、年間約10,000人が新たに子宮頸がんと診断され、約3,000人が命を落としているというデータがあります。
決して少なくない死亡率を知ることで、私達一人一人が命を守るために出来ることがあります

ワクチン接種による予防

HPVワクチンにより子宮頸がんの原因に対する抗体が体内に作られ、がんの予防につながります。 国の指針では小学6年生~高校1年生相当の女子の定期接種(無料対象)が推奨されており、当院でも早期予防の観点から接種をおすすめしています。厚生労働省HP>>
またワクチンの定期接種を逃した方や、接種を完了していない方にもあらためてHPVワクチンの接種機会をご提供しています。ご希望の方や接種について相談をしたい方はクリニックまでお問い合わせください。

公費助成による無料接種(キャッチアップ接種)
      次の2つの条件に当てはまる方は2025年3月末まで公費助成対象者となります。
  H9年度~H20年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2008年4月1日)の女性
  接種期間中にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない女性。

定期的な子宮がん検診による予防

ウイルスの型によっては早く進行するケースもみられ、検診による早期発見もとても重要であることから当院では早期発見に力を入れており、20歳以上の方に1年に1度の検診を推奨しています。また大阪市で20歳以上の方は2年に一度(年度)400円で受診ができ、クーポンが届いた方は無料となります。
ワクチン接種と定期的検診の継続が更なる予防につながりますので、子宮頸がん検診についても詳しくはお問い合わせください。


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